富士吉田市の重要文化財認定調査報告書の表紙にご使用いただきました
富士山が世界文化遺産に登録された拠り所となったのが富士山信仰ですが、富士吉田市には江戸時代に盛んであった富士講にまつわる文化遺産が特に多く残されています。
その膨大な文化遺産の中から信仰にまつわる用具類に対して重要文化財の認定を受けるための厚さ5cmを超える調査報告書が編纂されました。
一般的にこの手の調査報告書の体裁は殺風景なものですが、今回の報告書では魅せる表紙にしたいというお話をいただき私のブルーインクの富士山を使っていただきました。
どこの世界でも同じことですが、この世界でも第一印象も報告書の完成度を高めるために大切な要素と考えられるようになっているようです。これによって重要文化財認定に少しでも貢献できれば幸甚です。
<富士吉田市文化材調査報告書>